アルコール・薬物・その他の依存問題を予防し、回復を応援する社会を作るNPO法人「ASK(アスク)」の情報発信サイト

ASKの活動

連携

依存症分野では、かねてから多職種・多機関による地域連携が必須でした。
そもそも、アルコール依存症の治療・回復支援は、自助グループと医療との連携によって始まりました。
専門医療内でも、多くの職種がチームで対応しますし、早期発見・介入・家族支援・回復支援を進めるためには、一般医療・救急・保健所・地域包括・福祉・回復施設など多くの機関による地域連携が欠かせません。
その典型が、医師もコ・メディカルも、回復者も家族も、そして保健所など行政関係者も参集した「アルコール関連問題学会」です。この土壌が全国にあったからこそ、超党派「アルコール問題議員連盟」とのタイアップで、「アルコール健康障害対策基本法」が成立できたのです。

主な「連携」活動

ASKも活動ごとに必要な連携を図り、ネットワークを築いてきました。

日頃から、アルコール・薬物・タバコ・ギャンブル・虐待問題などに関連する学会や職能団体、活動団体や地域ネットワーク、さまざまな自助グループ・回復施設などと連携して活動を行なっています。季刊Be!はそのネットワーク誌ともいえるものです。

予防では、イッキ飲ませのご遺族や大学生協、また主婦連合会などの消費者団体などと連携しています。

飲酒運転対策では、飲酒運転被害者のご遺族、バス協会・トラック協会などの運輸業界、自動車教習所、自動車工業会などと連携しています。「飲酒運転防止インストラクター養成講座」はまさにこの連携によって成り立っています。
さらに、下記の団体の事務局を務め活動の一翼を担っています。

「アル法ネット(アルコール健康障害対策基本法推進ネットワーク)」事務局

「イッキ飲み防止連絡協議会」事務局

「依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク」発起団体