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「酔い」のメカニズム4段階

知識

「酔い」のメカニズム4段階

「酔う」とは脳がマヒすることである。

① ほろ酔い

ほろ酔い気持ちがほぐれる

アルコールの作用で大脳新皮質がマヒし理性の抑制がはずれる。気分がほぐれリラックスしている。酔っていないと思いがちだがこの段階でも運転は犯罪。脳のマヒはすでに始まっている状態だ。

 

 

 

 


② 酩酊

酩酊足元がふらつく

大脳辺縁系にマヒが及んで「酔っぱらい」状態になる。同じ話を繰り返す、となりの人にからむ、ロレツが回らない、足元がふらつくなどの症状が出たら、飲むのはストップ。周りも止めるようにしよう。

 

 

 

 


③ 泥酔

泥酔酔いつぶれる

大脳全体にマヒが広がり、脳幹や脊髄にも及び始める。ぐったり「酔いつぶれた」状態。吐いたものを気管に詰まらせて窒息する危険がある。絶対一人にしない。誰かが付き添って病院に連れて行くこと。

 

 

 

この「泥酔」からは、急性アルコール中毒の段階です。

 


④ 昏睡→死

昏睡何をしても起きない

ついにマヒが脳幹・脊髄から呼吸中枢のある延髄に至る。ここがやられてしまうと、あとは死のみ。叩いても、つねっても反応がなければ、生死に関わる深刻な事態。すぐ救急車を呼ぶこと。

 

 

 

昏睡と死は紙一重。
いちばん多いのは窒息死です。

 

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