新しい視点での飲酒運転防止対策
飲酒運転防止は運転手の「生活習慣」と密接にからみあう問題があるため、管理強化や処罰だけでは十分な効果をあげることができません。しかし、予防教育的アプローチを組み合わせることで、運転手自らが飲酒習慣を変えようという意欲を高めることができます。
また、管理者がアルコール問題について知ることで、問題を早期に発見し、適切に対応することが可能になります。
管理者研修は、運輸会社などの現場長・助役・管理職・運行管理者・人事研修担当者・健康管理職などを対象にした、4~5時間の集中プログラム。ASKから専門の講師を派遣します。
集中講座とグループワークを組み合わせ、現場での予防啓発・指導や、問題の早期対応にすぐに役立てていただける内容になっています。
プログラムの例(5時間)
概 論 | ・進む厳罰化(法律改正の動き) ・酒気帯び防止―水際作戦のむずかしさ ・酒気帯び運転の背景 ・セルフケアの視点=運転手自身にしかできない事故対策 ・総合的な飲酒運転防止対策とは? ・長年の飲酒習慣を一人で変えるのはむずかしい! ・検知に反応した運転手に対するあるバス会社の対処 |
30分 |
【集中講座】 必須の予防知識 |
・アルコールと体質(体質判定テスト ・リスクが低い飲酒量、リスクが跳ね上がる飲酒量 ・アルコールの1単位と処理時間 ・長年の飲酒による生活習慣病 ・体内でのアルコールのゆくえ/酔いの段階と「脳のマヒ」 ・アルコールと運転/こんなにわずかな量でも影響が ・「寝酒」の落とし穴 ・アルコール依存症の自己チェック |
60分 |
【集中講座】 飲酒問題への早期対応 |
・アルコール依存症<常識クイズ> ・薬物としてのアルコール/依存症になりやすい飲み方 ・アルコール依存症の進行プロセス/決め手となる症状 ・周囲の間違った対応/対応の原則 |
60分 |
・セルフケアの効果…飲酒習慣を変えることで何が変わるか? ・危険な飲酒パターンから抜け出す方法 |
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グループワーク | ・小グループでの事例検討/予防のメニューづくり ・発表 |
180分 |
職場の飲酒運転対策をご検討されていて、具体的な料金やプランなどに関するお問い合わせはお問い合わせフォームからお願いいたします。