妊娠中の母親が飲酒すると、アルコールの影響で胎児に様々な障害が生じることがあります。
特徴的な症状として、顔面を中心とする奇形、体の発育障害、知能障害などが有名です。
この障害は軽微なものから重症に至るまで様々で、これらを合わせて胎児性アルコールスぺクトラム障害(FASD)と呼んでいます。
米国などでは、先天性の知能障害の原因として、ダウン症候群に次いで多いとされています。
しかし、わが国ではその実態すらわかっていません。
本フォーラムは、この問題を多くの方に理解いただくために企画されました。
第1部では第一線で活躍する海外専門家によるFASDに関する教育講演を予定しており、午後の第2部では、わが国で先駆的にFASDに取り組まれた方々の体験などから構成されたシンポジウムを予定しています。
日時:2018年9月15日 (土) 9:30 – 17:00
会場:星陵会館 1階、星陵会館ホール
〒100-0014 東京都千代田区 永田町2丁目16?2
主催:独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター、依存症対策全国センター
共催:特定非営利活動法人アスク(アルコール薬物問題全国市民協会)