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https://www.ask.or.jp/article/1123
うつの治療を受けているなら、飲酒をやめることが必要です。 そもそもアルコールは脳に作用して気分を変化させるため、抗うつ薬が効いているかどうかなど、治療の効果が判断できなくなります。 また、抗うつ薬の治療効果が低下したり、副作用が強く現われることもあります。 さらに問題なのは、アルコールには依存性があ…
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https://www.ask.or.jp/article/857
総人口の減少や高齢化に伴いアルコール消費量は減少傾向にあり、男性飲酒者の割合はわずかに低下していますが、多量に飲む者の割合はむしろ増加傾向にあります。 OECDも、日本では「最も飲酒が多い20%の人々が、全てのアルコール消費量の70%近くを消費している」と報告しています。 ASKが、飲酒運転防止やイ…
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https://www.ask.or.jp/article/856
アルコール依存症のセルフチェックには様々な種類があります。 チェックの結果は、あくまで目安ですが、要注意の結果が出た方は医療機関を早期に受診してください。 CAGE CAGEテストは、4項目で判定する簡易的なテストです。 1. 飲酒量を減らさなければと感じたことがありますか? (Cut down) …
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https://www.ask.or.jp/article/855
WHOによる診断ガイドライン WHOの疾病分類「ICD」では、アルコールやドラッグなど「精神作用物質」の依存症候群について診断ガイドラインを定めています。 2020年現在適用されている「ICD-10」では、次の6項目のうち3項目があてはまれば依存症と診断です。 (ここではわかりやすいよう「物質」をア…
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https://www.ask.or.jp/article/775
親から子ども、そして孫の代へと、複数の世代にわたって同じような問題が繰り返されることを「世代連鎖」といいます。 どんなことが起きるのか? アルコール依存症の親をもつ人は、そうでない人よりも、大人になってから依存症になっている割合が高いことがわかっています。 これには、「飲める体質」「酔いの快感を感じ…
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https://www.ask.or.jp/article/774
依存症は、治療・援助を受けたり、自助グループに参加することで回復が可能な病気です。 ここではまず、治療の場がもっとも見つけやすいアルコール依存症を例にとって説明します。 アルコール依存症の場合 回復へのスタートは、医療から始める/回復施設から始める/自助グループから始める、という3つの…
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https://www.ask.or.jp/article/773
本人は「俺の金で飲んで何が悪い」と問題を認めようとしなかったり、 「危険ドラッグなんていっても、たいしたことはない」と考えていたり、 「このぐらいの借金、すぐに一発逆転できる」と思いこんでいたり、 自暴自棄になって現実と向き合えなかったりする…… それが依存症という病気の大きな特徴です。 一方、たい…
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https://www.ask.or.jp/article/772
依存の問題が進行していくとき、当事者や家族にどのようなことが起きるでしょうか。 典型的なプロセスを見ていきましょう。 当事者に起きること スタート地点「習慣が始まる」 飲酒や薬物使用、あるいはギャンブルなどの行為によって、リラックスしたり高揚感を味わうなど、気分の変化を体験する。 気分…
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https://www.ask.or.jp/article/771
行為依存とは、特定の行為から得られる刺激や安心感にのめりこみ、やめられなくなって、日常に支障を生じている状態をさします。 たとえば、ギャンブルの興奮、SNSで人とつながっているという安心感……これらが依存を招く場合があるのです。 長いこと、物質依存と違って行為依存では身体への影響は起きないとされてき…
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https://www.ask.or.jp/article/770
物質依存は、体内に取り入れた何らかの物質が脳の中枢神経に作用し、慢性的な摂取が続いたことにより「やめようとしてもやめられなくなった」状態です。 その代表格の一つは「アルコール依存症」。 合法的に販売され、一般に嗜好品とされていますが、アルコール(エタノール)は依存性をもつ薬物です。 習慣的に摂取する…