どれも薬物依存の兆候を示す項目ですが、いくつチェックがつけば「薬物依存症」と判定するものではありません。
自分や家族のことが心配になった時に、ふりかえるために使ってください。
□仲間と一緒にではなく、ひとりで薬物を使うことがありますか?
□睡眠薬や鎮痛剤などの処方薬物を手に入れるために、医者に嘘を言ったり、何人もの医者から同時に処方を受けたことがありますか?
□薬物を使うと、不安や恐ろしさが消えて、他人と対等になったように思いますか?
□気分を楽にしたり、ストレスを忘れたり、楽しむためには薬物が必要ですか?
□朝起きるため、あるいは夜寝るために、薬物が必要ですか?
□薬物なしで生活するのは不可能だと思いますか?
□薬物を使うことで、家族関係が悪くなっていますか?
□薬物を使うことで、仕事や学校生活に支障が出ていますか?
□薬物を盗んだり、薬物を入手するためのお金を盗んだことがありますか?
□薬物にからんだ出来事によって、友人や家族、学校、仕事、または法律上のトラブルを起こしたことがありますか?
□薬物のために、睡眠や食事に支障が出ていますか?
□薬物を使った時、ふだんならやらないようなことをやりますか?
□薬物をやめようとしたり、使うのを制限しようとしたことがありますか?
□薬物が手元になくなることを考えると不安になりますか?
□自分の正気を疑ったことがありますか?
□薬物のことでしじゅう頭がいっぱいですか?
□好きな薬物が手に入らないときは、代用品を探しますか?
□さまざまな悪影響が出ているにもかかわらず、薬物をやめられませんか?
□薬物の隠し場所をいくつも持っていますか?
□薬物を使用しても、以前ほどいい気分が味わえなくなっていますか?
作成:特定非営利活動法人ASK
チェックリストをやってみて心配な方は、治療・相談先を活用しましょう。
本人だけでなく家族の相談も受け付けています。
なお、専門の相談機関に相談して警察に通報されることはありません。