飲酒運転とアルコール依存症 早期発見から介入へ
飲酒運転の背景には、アルコール依存症とその予備群の問題が隠れています。
対策において何よりも大切なのは、管理者が病気について正しい認識をもち、それを職場に広めることです。誤解や偏見を持ったまま対応すると以下のような問題が起きてきます。
・職場から排除する動きになってしまう
・身を守るために、本人の否認が強まり、介入がうまくいかない
・治療後の職場復帰がうまくいかず、再発につながる
・予防対策がとられず、アルコール依存症を助長する職場の風土がそのまま温存される
(多量飲酒とアルコール依存症は別モノではなく、多くの「酒好き」が予備群の状態なのです)
また、介入についても「適切なやり方」があります。
この管理者研修は、集中講座とDVD、グループワークを組み合わせ、必要な知識とノウハウを具体的に身につけていただく内容になっています。ASKから専門の講師を派遣します。
プログラムの例(5時間)
【集中講座】 アルコール依存症 早期発見に必要な知識 |
・アルコール依存症<常識クイズ> ・薬物としてのアルコール/依存症になりやすい飲み方 ・進行プロセス(習慣飲酒から依存症へ―境目はどこにあるのか?) ・危ない兆候/決め手となる症状 ・本人の否認と周囲の間違った対応/対応の原則 ・治療と相談先 |
60分 |
グループワーク | ・依存症が背景にある飲酒運転<ケーススタディ> ・職場で早期発見するためのチェックリスト |
60分 |
DVD視聴 | 「助けを求めない人をどう援助するか?」 第1巻・否認の心理とイネイブリング 第2巻・上手な介入の実際 |
90分 |
グループワーク | ・介入に向けての準備 ・関係者の調整とチームづくり ・専門機関への受診を勧める<ロールプレイ> |
120分 |
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