以下の状況の人はイッキ飲みはもちろん、飲酒そのものをひかえてください。
① 未成年の人
成長期の飲酒は、心の問題だけでなく、脳、肝臓、生殖器などにも大きなダメージを与えます! だから未成年者の飲酒は法律で禁止されているのです。
② 妊娠・授乳中の人
少量のアルコールでも、おなかの赤ちゃんには大打撃。発達がさまたげられ、低体重児や早産の危険もあります。授乳中のお母さんが飲んだアルコールはお乳に出ます。
③ 薬を飲んでいる人
かぜ薬、精神安定剤、睡眠薬などとアルコールを一緒に飲むと、思わぬ作用により胃を荒らしたり、ひどい場合には昏睡状態に陥ることもあります。薬を飲む前、飲んだ後のアルコールは厳禁!
④ 運転する人
自分では酔っていないつもりでも、視力や反射神経がレベルダウンしています。「このくらいなら……」という甘い判断が死亡事故の悲劇につながることも! もちろん法律にも違反します。
⑤ スポーツをする時
海岸でビールを飲んでの水泳は、心臓マヒやバランス感覚のマヒによる死につながります。飲酒後のスキーは、自分も他人も危険にさらします。
⑥ 入浴前
酔ってお風呂に入ると、心臓に負担がかかるだけでなく、たった水深50センチで溺死することも!
⑦ アルコール依存症の人
一度依存症になったら、何年アルコールをやめていても一杯飲めば元の木阿弥。回復は断酒から始まります。
⑧ 肝臓疾患・糖尿病・心臓病・高血圧の人
すべてアルコールとは関係の深い病気。禁酒・節酒の医師の指示をくれぐれも守りましょう!