ここは、イッキ飲み防止連絡協議会が管理しているページです。
イッキ飲み・イッキ飲ませは何が危ないか、知識とデータ、実際に起きた事件をまとめています。
「イッキ! イッキ!」が一大ブームとなったのは1984年のことでした。
それ以前から大学生を中心に徐々に広がっていましたが、この年、テレビ番組にイッキ飲みコーナーが登場したり、とんねるずの曲「一気」がヒットし、85年には「イッキ」が日本流行語大賞に選ばれています。
安い居酒屋チェーンの出現も、ブームを後押ししました。
84年には3人の大学生が亡くなったことが報じられています。
その後も、91年には5人の大学生が急性アルコール中毒で亡くなったり、飲酒後に凍死や水死、事故死しました。
翌92年、ASKは遺族とともにFAXと手紙による「イッキ飲み被害110番」を実施し、その分析結果をもとに緊急シンポジウムを開催しました。
これがきっかけで遺族による「イッキ飲み防止連絡協議会」が誕生し、これ以上の犠牲を出したくないと活動を開始。ASKがその事務局を委託されています。
当時、「イッキ飲み被害110番」に寄せられた事例101のうち、まわりにやらされたケースが86%にのぼりました。つまり、イッキ飲みというよりも実態は「イッキ飲ませ」だったのです。
こうした強制はまさに、アルコール・ハラスメントではないか!……ASKと協議会は、活動の中で「アルハラ」という概念を提唱し、広めてきました。
このように活動の中で生まれてきた「ぜひ知ってほしい」知識や、遺族の方々の心からの訴えをご紹介します。
このページを、イッキ飲ませで亡くなった方々に捧げます。
加来 聡(かく さとし)さん、山口 倫弘(やまぐち ともひろ)さん、石谷 直之(いしたに なおゆき)さん、向井 大輔(むかい だいすけ)さん、牧野 拓之(まきの ひろゆき)さん、平賀 丈裕(ひらが たけひろ)さん、青山 智英(あおやま ともひで)さん、吉田 拓郎(よしだ たくろう)さん、和田達典(わだ たつのり)さん、榊本啓伊(さかきもと よしただ)さん、村田英貴(むらた えいき)さん、高原滉(たかはらあきら)さん、登森勇斗(ともり はやと)さん
2024年も「イッキ飲み・アルハラ防止キャンペーン」を実施しています!
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アルハラの定義5項目
【アルハラ】 アルハラとはアルコール・ハラスメントの略。飲酒にまつわる人権侵害。命を奪うこともある。 イッキ飲み防止連絡協議会では、以下の5項目を主要なアルハラ… -
悲劇を防ぐための知識
アルハラ度チェック、酔いのメカニズム、命を救う4回のチャンス、など -
調査・データ
急性アルコール中毒による死者数や搬送者数、各種のアンケート結果など -
遺族の手記
イッキ飲ませ被害者ご遺族から寄せられた、体験や思い -
裁判の記録
被害者のご遺族から提供していただいた、裁判にまつわる記録 -
被害の体験
イッキ飲ませ・アルハラの被害体験やご家族の声 -
イッキ飲み防止連絡協議会とは
ご遺族が中心となって設立し、ASKは事務局 -
アルハラ防止対策
アルハラ防止のための情報をまとめました。 -
アンケート
アルコール・ハラスメントWebアンケート、こわい飲み会についての意見募集