「イッキ飲み防止連絡協議会」は、イッキ飲ませでお子さんを亡くしたご遺族を中心とした連絡会です。
1992年に設立され、毎年の「イッキ飲み・アルハラ防止キャンペーンなど、悲劇をなくすための啓発活動を続けています。事務局はASKです。
設立の経緯は、次のようなものでした。
1991年、中央大学1年の加来聡さんが6大学合同スキー合宿中に、イッキ飲ませによる急性アルコール中毒で死亡。「イッキ飲みブーム」が続く中でのことであり、この年には飲酒後の大学生の死亡が相次ぎました。
父親の加来仁さんから連絡を受けたASKでは、加来さんと協力し、92年に東京と大阪で「イッキ飲み被害110番」を実施。その結果をもとに緊急シンポジウムを開催します。
これをきっかけに、加来さんが代表となって「イッキ飲み防止連絡協議会」が設立されました。
93年から大学生新歓コンパの時期に合わせてキャンペーンを開始。
以来毎年、ポスターとチラシ、さまざまなツールなどによるキャンペーンを継続しています。
現在も遺族が代表を務め、ASKとともに活動を行なっています。
イッキ飲ませで若い命が奪われる事件は、二度と起こってほしくありません。
「これ以上、1人も加害者にも被害者にもなってほしくない」というのが、協議会とASKの強い願いです。
設 立:1992年10月6日
創立者:加来 仁(かく ひとし)
代 表:村田 陽子(むらた ようこ)
事務局:〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-2-7-1F ASK内
TEL:03-3249-2551
FAX:03-3249-2553
設立の主旨:
イッキ飲ませで子どもを失った親が中心になって設立した市民団体です。もう被害者も、加害者も、悲しむ親もひとりも増やしたくない。そういう思いで、イッキ飲み・イッキ飲ませを防止する各種活動を行なっています。
主な活動:
・毎年春の「イッキ飲み・アルハラ防止キャンペーン」
・ホームページ等による情報提供
・遺族による講演活動(問い合わせ先:上記東京事務局)
・イッキ飲みシーンを放映したテレビ番組や、誤った見解に基づく報道・表現に関する抗議、情報提供活動
・マスコミ取材対応
お願い:
イッキ飲み・イッキ飲ませを防止する活動は、寄付によって賄われています。活動の主旨に賛同する方からのご寄付をお待ちしております。詳しくは、事務局(TEL:03-3249-2551)までお問い合わせください。
イッキ飲み防止連絡協議会の規約は下記のリンクをご覧ください。