持続可能な開発目標(SDGs)の目標とターゲットを、アルコール・薬物・ギャンブルなど依存症対策の観点でチェックしたところ、7つの目標・18のターゲットに関連していました。
まず、そのものずばりのターゲットが、「目標3.すべての人に健康と福祉を」にあります。
ターゲット3.5:薬物乱用やアルコールの有害な使用を含む、物質乱用の予防と治療を強化する
Target 3.5: Strengthen the prevention and treatment of substance abuse, including narcotic drug abuse and harmful use of alcohol
「目標3」には、他にも、アルコールやタバコ関連の健康問題が多くのターゲットに含まれています。
一方、お金と直結するギャンブル問題は、「目標1. 貧困をなくそう」や「目標4. 質の高い教育をみんなに」に関連。
過剰な犯罪化により社会的排除にさらされる薬物問題は、「目標10. 人や国の不平等をなくそう」「目標16. 平和と公正をすべての人に」にも該当項目があります。
その他、「目標5. ジェンダー平等を実現しよう」「目標8. 働きがいも経済成長も」にも関連するターゲットが。
詳しい解説は、季刊Be!146号に掲載されていますので、ぜひお読みください。
以下のチラシを、ASK・ギャンブル依存症問題を考える会・全国薬物依存症者家族会連合会(やっかれん)が連名で作成しました。
依存症対策がSDGsの推進につながるとの認識を広めるために、ぜひご活用ください。
チラシはここからダウンロードできます。